選挙バイトの体験談をつらつらと語る

横浜市長選の期日前投票に行ってきた。

関西から神奈川にやってきて初めての投票になるので、無効票にせずに票を投じてきた。
ほめていただきたい。

冗談はさておき選挙に行って、ふと自分が数年前に国政選挙関連のバイトをしたことを思い出した。

その時の話をしたい。

投票所での出口調査

自分がやった選挙バイトは選挙当日の投票所での出口調査だ。

選挙は夜8時で投票が締め切られてそこから開票作業、つまり票を数える。

しかし投票が締め切られてこれから票を数えるって時にテレビで当選確実の速報が流れることがあると思う。

これは投票所での出口調査の結果に基づいてマスコミが当選確実の一報を流しているのだ。

具体的には投票所の出口で投票を終えた人に声をかけ、任意でタブレット端末で投票した政党や候補者など、場合によっては投票した理由などを入力してもらう。

当然、協力するかどうかは任意だしそもそもウソを入力しても100%バレない。

しかし、実際に声をかけてみると断られることはほぼない。

しかもほぼすべての人が正直に入力してくれるおかげで投票締め切りと同時に流れる当選確実の情報がそのまま実際の開票結果と同じになる。

選挙バイトはかなりおいしい

この仕事、選挙の前に単発バイトとしてしれっと募集されているので国政選挙とか、そういうのが行われる時期にはぜひ探してみることをおススメしたい。

楽なうえに時給がかなり良いからだ。

やることと言えばさっきも書いたが投票を終えた人に声をかけてタブレット端末を渡して入力しもらうだけ。実に楽。

具体的な金額は書かないが時給は高めだし、単発バイトとしては珍しく交通費全額支給である。

学生時代や20代半ばくらいまで金欠のときはよく引っ越しや倉庫内作業などの単発バイトをよくやっていたものだが、交通費を出してくれるところはほとんどなくてたいてい自腹だった。

しかもこういうバイトはなぜかやたら片道1,000円以上かかるような遠方に行かされたりする。
それでいて仕事もきついので割に合わない。

その点選挙バイトは単発バイトの中でもトップクラスに楽で稼げる。実に素晴らしい。

デメリットとしてはスーツ着用必須なところだろうか。

そもそもスーツを持っていないとできないので、普段スーツを着ない人や持ってない人にとっては
ハードルになると思う。

とはいえ全体的に見ればこれほどおいしいバイトはない。

似たような仕事に交通量調査があり仕事が終われば即現金でもらえるからおいしいバイトの代表例みたいになっているが、時給換算したらそれほどの金額でもない。

しかも短くて12時間、長くて24時間とか仕事するので仕事中の飲食代で結構な金額が飛ぶし、何より思っている以上に疲れる。

そしてあまり言いたくないが人の質も悪い。

昔大阪にいたとき名古屋までバスに乗って(!)交通量調査に行くバイトに行ったのだが帰りの会社のバスでたまたま一緒になっただけのおばさんにからまれて散々な目に遭ったことがある。

いやはや世の中上を見ればきりがないけど、下を見てもきりがないなって痛感したものだ。

話がそれてしまったが、選挙バイトの思い出をつらつらと書いてみた。
今年は衆院選もあるし暇な人は探してみてはどうだろうか?

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