当たり前のことが出来ない人は世の中山のようにいる

先日、僕がやっているyoutubeチャンネルのコメント欄に

「遅刻や無断欠勤しないのは当たり前なので就活の面接ではアピールポイントにならない」

といった内容のコメントが寄せられた。

一見すると疑いようのないド正論を言っているように感じるのだが、僕はこれを見て
「この人は世の中のこと知らないな」
と思った。

自分が簡単に出来ること、あるいは自分が当然のように知っていることだからといって他人も簡単に出来たり、知っているわけではないのだ。

僕は人と比べて割と様々な仕事を今までやってきた方だと思う。

様々な仕事を経験してくると、当然様々な人と出会う。

様々な人と出会う中で、自分にとって出来て当たり前なこと、知っていて当たり前なことが出来ない人、知らない人が自分の想定以上に多くいることを痛感した。

冒頭にあげた遅刻や無断欠勤をしないというのも社会人として仕事をするうえでは、さも当たり前すぎることのように思いがちで何のアピールポイントにもならないと思いがちだ。

しかしいざ会社で働いてみると遅刻の常習犯だったり、無断欠勤しても次の日当たり前のように出勤してきたりなんてことに何度も遭遇した。

大学生の時の就活では社会人になれば

・時間を守って当たり前
・報告連絡相談を上司にできて当たり前
・自ら同僚や上司と積極的にコミュニケーションが取れて当たり前
・自ら積極的に学んでスキルアップ、レベルアップできて当たり前


などと数多くの「社会人としての当たり前」を教えられる。

だが実際に社会に出ればそれ以前の人たちがごまんといることに驚く。
同じような経験をしている人は多いのではないか?

また接客や営業の仕事をしている人であれば日々不特定多数の人と接しているわけで、その際に

「この人常識やモラルないな」

とか

「何でこんなことも知らないんだ、できないんだ」

と思う瞬間は数えきれないほどあるはずだ。

実際僕が過去に接客業や営業職についていた時は、冗談抜きで何も知らない小学生相手に先生が分かりやすく説明する感じでお客様と接していたものだ。

決してバカにしているわけではなく、いい年した大人だから社会人だからといってそれに知識やスキルが勝手に連動しているわけではないということ。

このことを忘れて人と接すると思わぬすれ違いや誤解、いざこざが生まれる。

「自分が当然のように出来るから、知っているからといって他人もそれが出来る、知っていると勝手に思うのは傲慢というものである。」

上記のことを常に心に留めて人と接したいものだと思った出来事であった。

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