スマホの番号が漏れたところで個人など特定できないって話

結構前の話になるのだが、Amazonのほしいものリストを公開しているVtuberの電話番号がある方法を使えば入手出来るという情報が流れてきた。

一部界隈で大騒ぎになりほしいものリストの公開を辞めたVtuberもいるらしい。

しかし、電話番号が外部に漏れたところで住所や名前は特定できないし、深刻な状態になどならないということを知らない人が多くて驚いた。

今どき固定電話番号を登録する人はいない

今どきネット通販だったり各種サービスで登録する電話番号なんてスマホの電話番号で、固定電話なんてまず使わない。

仮に固定電話を登録しているのなら、市外局番から市区町村まで住所を特定できる可能性はあるがそれ以上は無理である。

まして個人の名前の特定など不可能。

スマホの電話番号では住所の市区町村すら特定できない。

仮に外部に漏れたとしても、今や格安simもあるので簡単に電話番号なんて変えられる。

たまに前の持ち主宛てと思われる間違い電話がスマホにかかってくることがあるが、それだけ電話番号が簡単に変えられる証拠である。

外部に漏れたとしても簡単に電話番号が変えられる時代なのだから不安になることなど皆無だ。

電話番号のみのリストは当然のように流通している

僕は営業会社で対面営業や電話営業をやっていたことがあるので知っているが、実は現在使われている
電話番号のリストというものが存在していて普通に流通している。

個人情報保護法違反では？と思われるだろうが、そもそも個人情報保護法における個人情報とは「その情報だけで生存している個人を特定できる情報」である。

つまり電話番号だけでは個人を特定できないので、法律で保護される個人情報にあてはまらない。

だから電話番号だけのリストは裏で当たり前のように流通してるし、そのリストを基に営業会社は電話営業している。

電話番号なんて最初から漏れているも同然なのだ。

迷惑電話がかかってくるリスク以外なにもない

話がそれたが、電話番号が漏れたくらいで特定個人の住所や氏名を特定することは不可能ということだ。

迷惑電話がかかってくるリスクはあるが、そうなったら番号を変えればいいだけの話である。

今や格安simを使えば1000円そこいらでスマホが使える時代だ。

固定電話しかなかった時代とは比べ物にならないくらい、電話番号を変えたり複数持つことが容易な時代になっている。

スマホの電話番号が外部に漏れたくらいで何も怖がる必要はない。